当社は、親会社である東急レクリエーションからの施設管理部門の移管と、外部ビルメンテナンス会社からの専門スタッフの招聘等により、平成9年に設立された総合ビルメンテナンス会社でございます。
首都圏の展望台等に登り、眼下に広がる光景を見渡しますと、まるで小石が散りばめられたかのように、無数の建築物が林立し、改めてビルの数の多さに圧倒されます。
総じて日本のビルの多くは高度成長時代初期に建設され、他のインフラ同様、いよいよ建替え時期が近づいている状況でありますが、既に再開発等により蘇った高層ビルもあれば、疲れが見え始めているビルも多く見受けられます。
ビルの見た目は違いますが、共通項はそれぞれのビルには必ずオーナー様がいらっしゃって、ビルの数だけビルメンテナンス業務が発生しているということであります。
単純にみても、ビルには新しいビル(ハイテク技術を駆使した管理・・・)、老朽化したビル(古い設備も使いこなす必要がある管理・・・)があり、それだけでも求められる管理手法は異なってきます。
また、オーナー様につきましても、老朽化を認識していても諸事情により建替えが出来ず、故に必要最小限の維持管理を望まれる方もいれば、建替えはまだ先だが、主要設備は計画的に順次修繕工事をしていきたい方もいらっしゃると思います。まさに多様なビルの事情、多様なオーナー様の事情があり、これらを掛け合わせた分だけの多くのニーズが存在するということになります。
このような多様化したビル、オーナー様のニーズにお応えをすべく、私たちは“ビルメンテナンスのプロフェッショナル集団”を目指し、お客様に的確な情報と解決策をご提供することで、「安全」「安心」の裏付けから生まれる「信頼」を積み重ねていく所存でございます。
人は皆どのような職業に就いても、一歩仕事から外れれば世の中の商品を利用する一般消費者という立場になり、そうなると時に商品、販売先に不平・不満・注文等を訴えたりします。ところが、自社商品・サービスについてはどうでしょう。分かっていても社内のしがらみ等々が煩わしく、不思議なもので改善を出来る会社側に属しているにも拘わらず流されていく・・・というようなこともあるのではないでしょうか?
私たちは自社のビルメンテナンス業務(商品)に対して、常に客観的に捉え、謙虚に自己反省をしていくことで、「より良い仕事」のご提供ができますように日々精進して参りますことをお約束いたします。